体臭や加齢臭も、自分では気付かない

わきがの人の多くは、自分がわきがでも自分でわきがとは中々気付きにくいものです。それはわきがが慢性化してしまうと、自分の鼻が慣れてしまうからだろうと言われています。そのため、かなりきつい匂いを出している人でも、気付かないということが往々にしてあるのだそうです。或いは何となく気付いてはいても、周囲にはわからないだろうし、それほどひどく匂ってはいないだろうと思っている人もいるだろうとのことです。わきがに限らず他の体臭や加齢臭も、自分では気付かないということはよく聞く話ですので、そう珍しい話ではないかもしれません。

 

わきがと言っても、軽度のものから重度のものまでありますが、軽いわきがですと尚更気付かないことが多いそうです。しかしわきがは遺伝するものでもありますから、何気なく自分で脇の匂いを嗅いでみて家族や友人にも聞いて、それでやっと自分がひどいわきがであることに気付く人もいます。そうであれば恥ずかしい思いをせずに済み、早めに対策をとることも出来ますから、それほどダメージはないでしょう。

 

しかし自分で全く気付かないとなりますと、電車内等で隣の人や周囲の人に咳き込まれたり、鼻を抑える仕草をされたり鼻を啜られたり、会社で同僚や同じ課の人たちに露骨に嫌な顔をされる、いつも顔を見てコソコソ言われている、いつも人から距離を置かれる、特に理由は思い当たらないのに敬遠される等の理由により、もしかすると自分はわきがなのではないかと思い、脇の匂いを嗅いで見て、初めて自分がわきがだと気付くこともあるでしょう。これらの理由ですと、かなり恥ずかしい思いをした上に、人にも嫌な思いをさせてしまったとの自責の念から、ストレスを溜めてしまう人もいると思われます。

 

し脇の下が匂っているからといって、必ずしもわきがであるとは限りません。勘違いや潔癖症、或いは自分を臭いと思い込んでしまう自己臭症であるケースもあります。悪質なケースでは、実際には臭くもないのに臭い振りをして嫌がらせをされることもあると思います。そうしたケースは別として、本当にわきがであった場合、人から指摘されて気付くことが1番多いそうですが、特に家族や友人・恋人等から言われるケースが多く、中にはあまり仲のよくない人から、仲がよくない故に本当のことを言われることもあるようです。自分では中々気付かないのは、臭覚の疲労でもあると言われています。